タクシー運転手勤務時代のブラック経験談【タクシー業界の実態】

こんにちは。50代でもバリバリ健康現役のhidenosukeです。

今回は40代で13社も転職を体験してきた私のブラック企業体験談をお話ししたいと思います。
40代13社転職体験記サイトにまとめています。)

私が勤務していたタクシー会社、入る前と入ってからの、そのギャップの大きさに面食らったというか、後半年はもう諦めのムードになり「早くこんな会社、辞めてやろう」という気持ちにしかならなかった業界です。

もしかしたら業界そのものは居心地がいいのに、私が入った会社のみがおかしい会社だったのかも分かりませんね。

実名は公表しませんが、文章を読んでいただいたら「ああ、あのタクシー会社か」と勘のいい人は分かるかもしれませんね。

いずれにしても、嘘は書けません。体験したことを客観的に書いていくのみに徹していきます。変な脚色もしません。そのつもりでこの業界の一端を触ってみたいと思います。

タクシー業界の実態 体験し過ぎたブラックな部分

それではこの会社に入ってからのブラックぶりをサラッと紹介して参ります。

募集要項と事実の違い過ぎ

まず最も大きく期待を裏切られたのが、この「募集要項」との乖離です。

「賞与は年2回」「ハイヤー業務につき初心者も安心した生活を送れます」「年収は400万円以上」

などと書かれていました。

そりゃ、こんな広告を見てしまったら飛びつきたくなりますよ。

その当時は前職の居酒屋を辞めた直後、年齢も50歳代に突入。気持ち的に少々、弱気にもなっていました。これまでの自分の持ち味やキャリアを少しでも生かせるところはないか、という気持ちで必死でしたからね。

そんなところにこの求人広告!まさに渡りに船だ!という気持ちで応募しました。日をおかず連絡が来てとりあえず面接を兼ねた会社説明会へ出席。その時に数々の事実を知らされます。

実際にそのタクシー会社に入社してみると・・・ボーナスなし、ハイヤー運転手になれず

まず当てにしていたハイヤー運転手への道はなし。

これはタクシー運転手としてのキャリアを最低4年は積んでからでないとなれないそうです。

この時点でボーナスも400万の年収も消えました。

確かに世の中、そんなに甘くはないですが、「これじゃあ誇大広告と同じやん」と思ったのがその時の全てを表しています。

ならばその時点でこの話はなしにすればよかったのですが、早く職場を見つけて家族を安心させたいという一心には勝てず、結局ズルズルと面接の場に流れていき、結果、お世話になることになってしまいました

だから自分の意思で決めたことなのでああだこうだとは言う気はないですが、それにしてもいきなり人の気持ちを騙すようなこの手口。入ってからもどんどん出てくることになるのです。

あらゆる備品関係は社員の給与から天引き

驚いたのがこの備品に対する対応です。業務上使用する制服。これが有償です。

普通は無償貸出でしょ!と言うべき中身。おまけに手袋は給与からの天引きで購入しなければなりません。

こんなこと、面接の時に言ってくれよ!と思っても後の祭り。

社員になってしまったら会社の決めたルールには全く抗えないのがこの会社の社風とでもいうものだったのです。

行燈(あんどん)の新規取り付けは社員の給与から天引き

業務の途中から初乗り運賃に関する行燈(タクシーの屋根の部分についている一種の飾りのような表記物です)を取り付ける事になったのですが、この取り付けに関して行燈代が毎月の給与から天引きされることになってしまっています。

おいおい、そんなのいつ勝手に決まったんや、と思っても末端のタクシー運転手にとったら受け入れるより他手段なし。

ただでさえ日々の売り上げ作るのに身を削って働いてるのに、これだけ次から次へと余計な負担をさせられたんじゃ、満足いく給与など獲得できないやないか!、と怒ってみたところでコップの中の嵐。決まった事は決まった事。

こちらはとにかく12時間、タクシー業務に邁進しなければ食べていけないのです。

会社の決まりごとにいちいち反応していては日々の営業に差し障るだけでしたからね。

退職金もなし

と言う事で当然ながら退職金のようなありがたい制度もありません。これについては事前に確認していたと思うのでまあ問題にはしていませんでしたが。

しかし、ここでの仕事を半年やったら怒りがフツフツと沸いてきましたね。やはりボーナスがないのは許せません。何でハイヤー運転手にはあってこっち(タクシー運転手)にはないんじゃ!という不公平に対する怒りです。

稼ぐ事を最大の目的にして入った業界です。それなのに言葉巧みに言う事とやっている事が違う現実。ストレスは溜まるばかりです。

参考:11社目の転職先:タクシー運転手 その2最終月は売上70万円突破!!手取りは・・・

自損事故を起こせばほぼ全額が自己負担

この会社に見切りをつける決定的な事が起こったのは入社して半年が過ぎた頃です。

事もあろうか、バック時に自損事故を起こしてしまいました。

この事故は明らかに私の過失。

素直に研修の受け直しと車の修理代に当たる費用を給与から天引きされてしまいました。

ところがそれから3か月後、また自損事故です。

今回のは周囲の交通状況の思いっきり悪い場所で切り返しができずに車を傷つけてしまいました。

またまた修理代と研修です。この時点でこの仕事に見切りをつけました。

もうやってられません。

真っ暗な中で周囲の状況も分からない狭い場所に予約で呼ばれて、そこで事故を起こしてしまう。

自分の運転技術の未熟さ云々ではなく会社のシステム上の仕事の進め方に事故を誘発させる部分を感じ取らざるを得ません。

ハイヤー運転手になることは諦めました。早くこの会社からサヨナラをしたい気持ちで一身でしたね。

タクシー運転手になりたい方へ 募集要項との乖離に注意

タクシー運転手時代の会社でのブラックぶり。己の主観を入れず、極力、客観的に書いたつもりです。

ここまでお読みいただいた方にとったらどのように映るでしょうか?こんなのこの業界じゃ常識だよ、と思われる方も多いのでしょうか?

ただ、私としては最初の時点での募集要項の擦り合わせをもっとするべきだった、と反省しています。

やはりどんな物事も最初が肝心。そこをあやふやにしてしまうと結局良くない方向に行ってしまうという事態を知らしめてくれた一件だと心に刻んでいる次第です。

せっかく縁あって入った会社、本当は最後まで気持ちよく勤めあげたいもんですからねえ。

※タクシー運転手の業界については以下のサイトに詳しくまとめていますのでご参考にしてくださいね。
⇒タクシー運転手の生活 タクシードライバーへ転職する道

またブラック企業対策はこちらのサイトも
⇒ブラック企業の見分け方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です