早いもので3月もあっという間に過ぎてしまいました。しかしながら私にとっては非常に大きな意味合いを持っていたこの1ヶ月日でもあったわけです。
そう、私の人生においてこれが最後となるかもしれない転職先への入社です。
今回のブログ記事はこの転職にまつわる「入社後」をテーマにして書いていきたいと思います。
Contents
引き継ぎ
私の人生において何回目の引き継ぎとなったのでしょうか?
40代から50代にかけて13社も転職してきました。(参考:40代で10回転職を成功させた男の体験記録)
そして今回で14回目なのでしょうか。
さて、50代における「引き継ぎ」の合理的な行い方や効果的な行い方などについては別のページを使うとしまして、今回は単純にこの1か月間の「引き継ぎ業務」について俯瞰していきたいと思います。
1か月間の引き継ぎ
今回の引き継ぎはなんと「1ヶ月」も時間の余裕がありました。
通常、組織における引き継ぎって言うのは長くて1週間、短ければ1日で終わってしまう性質のものだと思います。それが今回、何と1ヶ月も。「そんなにいらないよ~」というのが偽らざる私の最初の気持ちでしたねえ。
ところが実際にやっていくと、1ヶ月もらえて助かりました。というのが素直な今の印象です。
やはりこれまでの請負業務の時と完全にその会社の社員となって社長の運転手をやるのとでは業務の遂行に大きな気持ちの隔たりがありました。
そういった意味では1か月間という期間、非常にありがたかった、という事になるのです。
社長というのはワンマン?
引き継ぎを行っていただきました前任の運転手の方。人間的に優れていて良きドライバーの見本となるような方でした。
退職されるまでの約20年間、大きなトラブルもなく無事に勤め上げられたのはプロドライバーとしての自覚と技術の賜物でしょう。私も短かったですがこの方と一緒に仕事が出来た事を本当に感謝いたしております。
さて、そんな中で請負の時のような「役員運転手」の気持ちと実際に社長の会社の社員となって行う「社長運転手」の差。気持ちに大きな「差」が生じています。
緊張感というか使命感が物凄く大きく重くなりました。気苦労の幅が本当に広がりましたね。
それは、やはり直接浴びせられかける「言動」に大きな違いが起こっているからです。
役員運転手の時は大手の組織の役員さん達。良くも悪くもサラリーマンです。大きな権限を持っていても直接、その企業の命運を握っているわけではありません。
一方の社長。企業規模が小さいとはいえ、正真正銘、一国の主です。
社長の背中には従業員は勿論、その世帯、家族の人達の「生活」がのしかかってきています。サラリーをもらって権限を行使している「重役」さん達とは背負っている重さが全然、違うのです。
だから中小企業の社長というのは「ワンマン」になるのです。ちょっとでも気を緩めたり油断していたらとんでもない結果を招いてしまうかも分からないからです。
まあ、今の時点で私が言えることはこれくらいですね。今後、また新たな発見が出てくるかも分かりません。「守秘義務」に抵触しない範囲で書けることは書いていきましょう。
送別会
もう一つのテーマは「送別会」です。
1か月間、私ごときにいろいろと業務の「いろは」を教えてくださった前任の方に対する送別会が3月中に行われました。場所は会社から近い駅の飲食店が立ち並ぶとあるビルの一室。
総勢19名が一堂に介するのはあまりなかった、ㇳの事でした。これもこの方が実働20年というキャリアがあった賜物でしょう。
で、会の方は結構賑わっていました。日頃お声のかからない「偉い方」も出席されていて大いに盛り上がっていました。結構言ってはいけない「セクハラ発言」も飛び出してましたが…。
それでもそこはその会社の社風。約半数は女子でしたが何のトラブルもなく時間はあっという間に過ぎていってくれました。
それにしてもこういった催しを引き受ける幹事さん。大変だと思います。
今回も店側の聞き間違いかこちら側の伝え間違いか分かりませんが、注文していた料理のコースが違っていたとか。おまけに席が狭くて皆さん、すし詰め状態。私の量隣には営業部の常務と部長…。緊張するする…。
それでもって隣室とは引き違いの戸、1枚で仕切っているだけなので隣の席が盛り上がり過ぎてうるさいうるさい。飲み放題コースでしたが注文したドリンクも来ない来ない。よくこれで大きなトラブルもなく無事に済んだものだと胸をなでおろす始末でした。幹事さん、どうもお疲れ様でした。
まあ、こういう場は日頃あまり接触しない人と距離が近くなれる絶好の機会でもあるのですよね。先ほど書きましたように私の隣は営業部の常務と部長。最初は気さくに話せず難儀してました。
しかし、そこはさすがに酒の力です。徐々に緊張感が解けてきて最後の方は普通に会話やってました。これが懇親会のいいところでしょうね。
まあ、これでしばらくはこういった名目の飲み会もないでしょう。次は年末の忘年会かも分かりません。その日を無事に迎えられるようにこれから気負い過ぎずに、しかし粗相のないようしっかりやっていく所存です。
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